1. はじめに:闇雲な仕入れはNG
LEGO投資は魅力的ですが、どのセットでも利益が出るわけではありません。適当に仕入れてしまうと、寝かせても全く値上がりせず、保管スペースを圧迫するだけになります。だからこそ「プレミア化の法則」を知り、狙うべき商品を見極める力が必要です。
2. 法則その1:廃盤になるタイミングを見極めよ
LEGOは発売から約2年で廃盤になることが多く、これがプレミア化のスタート地点です。廃盤になると市場在庫が減少し、需要が供給を上回ることで価格が上がり始めます。
具体的な廃盤チェック方法:
- トイザらスオンライン:表示が「完売しました」「クリアランス」など
- ヨドバシ.com:「販売を終了しました」
- LEGO公式カタログに載っていない(半年ごとに更新)
発売から1年半を超えた商品は要チェックです。
3. 法則その2:現役時に高回転だったか?
高回転=売れていた証拠です。需要が強ければ、多少価格が上がっても売れ続けます。回転の遅い商品は値上がりしても売れ残る可能性があるため、避けたほうが無難です。
目安としては、Amazonランキングで5000位以内が好ましいラインです。
Keepaやモノサーチなどのツールで月間販売数をチェックするのが確実です。
4. 法則その3:過去の類似商品がプレミア化しているか
同じテーマ・モチーフの商品が過去に値上がりしているかは、非常に強力な根拠になります。たとえば「消防車」「お城」「宇宙船」などのシリーズで過去作が高騰していれば、同ジャンルの新商品もプレミア化する可能性が高いです。
リサーチのポイント:
- 商品名ではなく「テーマ」で検索する(例:「LEGO 消防車」など)
- 価格変動グラフをKeepaで確認し、廃盤後の相場変化を見る
5. プレミア化しやすいLEGOの特徴
過去データから、以下のようなLEGOは特に値上がりしやすい傾向にあります:
- ディズニーとのコラボ商品(例:アナ雪、シンデレラ)
- スターウォーズ、ハリーポッターなどの映画シリーズ
- コンテナボックス型の収納ケース付きセット
このような特徴に当てはまる商品を狙うことで、より安全に利益を狙うことができます。
6. まとめ:3つの法則で利益を最大化
LEGO投資で利益を上げるためには、「廃盤」「高回転」「類似プレミア実績」の3要素を見極めることが重要です。単発ではなく、複数の根拠を組み合わせて仕入れ判断を行いましょう。
次回は、具体的にどうやってこうしたLEGOを見つけるか、リサーチ方法を詳しく解説します。
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